苦難に満ちた旅路の果て
ついに魔王の元にたどり着いた勇者は、激戦の末に魔王を追い詰める。
だがその時、思いも寄らない事態が起こった。
「人間にしてはよくやるようだ。どうだ? 私と手を組まないか?
今なら世界の半分をオマエに譲ってやろうじゃないか」
勇者は思った以上に思考がライトで、そして利己的だった。
0.3秒で、今この場における命の危険や老後の生活を計算し、答えを弾き出した。
「オッケー!」
こうして前代未聞の協定を結んだ勇者は、その証とばかりに
まずは魔王によって幽閉されていたお姫様に手をかける。
彼の暴走はそれだけにとどまらず……
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