1998年「月花美人」
1999年「続月花美人〜桜花の頃」
どどいつ氏が描く緊縛と調教の世界がここに復活。ひとつになって登場。
● 月花美人 ●
浪人生・伊藤晴一の気晴らしは「縛り」。
義理の母「霖」によってその悦びを教え込まれ
実の父を欺くその行為は彼の生活そのものであった。
が、しかし、その奇妙な関係も長く続くわけもなく
不条理な親子関係に終止符を打つときがやってきた。
ひとり家族のもとを離れ、新しい旅立ちを迎えたいま
晴一は「かざはな荘」の門をくぐろうとしていた。
月光に浮かぶ古びたアパート…。うごめく、他人の秘密…。
深夜寺の御堂で繰り返す奇行…。色欲、従順、羞恥、被虐。そして…。
● 続月花美人〜桜花の頃 ●
山間部の町、総内町で発生した連続殺人事件。
大学生ながらも法律事務所で働く主人公、尾崎彰人はそのニュースを知って驚愕する。
なぜなら、生まれ育った故郷で起こった事件であり
何より被害者が、彰人の養父母である山縣夫妻だったからだ。
その昔、故郷では将来を誓い合った女性がいた。
養父母の娘、操。
しかし、戦争に参加した彰人は、終戦後戻ってきた故郷で
信じられない現実に直面する。なんと、操が別の男と結婚していたのだ…。
以来、故郷を捨て戻らない決意までしていた彰人だったが
事態が危険なだけに総内町へ戻る事を決める…。 |